Robocopyコマンドのドキュメント

Windows Server 2008 R2等で使用できるRobocopyコマンドについてのドキュメントです。

そもそもサーバー間のデータを同期する目的のコマンドということで、様々なオプションコマンドがありますが、ミラーリング「/MIR」とログの出力「/LOG(追記モードの場合は/LOG+)」を使えればとりあえずはバックアップが取れると認識しています。

Logの出力にしてもLog出力のためのオプションが複数あります。
デフォルトではファイルのコピー状況をLogに書き出してくれてしまうので、以下のオプションを付けると良いかと思います。

出力ファイルにファイルクラスを出力しない「/NC」、
ファイルやディレクトリのサイズ出力の抑制「/NS」、
ディレクトリ名の出力を抑制「/NDL」、
ファイル名の出力を抑制「/NFL」

Logのフッター部分については現状でまだ調査中ですが、
コピーをしなかったもの(コピー先に同じタイムスタンプで同じファイルサイズの同名ファイルもしくはディレクトリが存在する)は「スキップ」、
なんらかの理由でコピーに失敗したものは「失敗」、
コピー先にしか存在しないファイル「Extra」
となっているようです。
ちなみに、「不一致」は調査中。