ASP.NET MVC 「GlobalFiter」

.NET MVC3から加わった新機能として、GlobalFilterが挙げられる。

GlobalFilterがどんなものかを一言で言うのであれば、アプリケーション全体に常に適応するフィルターである。


従来のフィルターはフィルターを適応するコントローラやアクションメソッドごとにフィルター他をかける記述が必要となる。
よって、ログの取得を代表とした開発したアプリケーション全体で常に適応したいフィルターを実装することを考えると以下の方法が思いつく。


・逐一フィルターを適応すると記述する。
・ログを取得するコードを書いたコントローラを継承する。


GlobalFiterを使えば上述した開発をしなくとも、Global.aspx内のRegisterGlobalFiltersメソッドで適応したいフィルターをGlobalFilterCollectionに登録するコードを書き加えれば良い。
デフォルトでは、HandleErrorAttribute(Exception Filter)を登録する記述が書かれているので、それを参考にすると良い。

 public class MvcApplication : System.Web.HttpApplication
    {
        public static void RegisterGlobalFilters(GlobalFilterCollection filters)
        {
            filters.Add(new HandleErrorAttribute());
        }>|cs|

*1322404566*Redmineインストール編
そもそものRedmineが何なのかについては[http://ja.wikipedia.org/wiki/Redmine:title=wiki]を見てほしい。
本編ではWindows(XP)にRedmineのインストールまでの流れを記載する。

・ダウンロード
RedmineはRedmine単体で動作しない。データベース(mySQL)やサーバ(Apache)のインストールも同時に必要となる。
そこで、Bitnami Redmineをインストールするとこれらをセットでダウンロード、インストールできるので便利である。
インストールファイルは[http://bitnami.org/ja/stack/redmine:title=こちら]の下部にあるOSごとの選択から環境にあったものを選ぶ。
(本編では1.2.2をインストールする)
[f:id:smallplace:20111123212845j:image]

・インストール
1.ダウンロードしたインストーラを実行。

2.言語の選択を求められるので、とりあえず英語を選択。(日本語だとインストーラが途中で文字化けする。)
ここで選んだ言語でインストーラの表示がされる。
[f:id:smallplace:20111123222012j:image]

3.「next」をクリック。
[f:id:smallplace:20111123222309j:image]

4.インストール先を選択する。
私はとりあえずデフォルトでインストールする事に。
「next」をクリック。
[f:id:smallplace:20111123222505j:image]

5.ユーザ名やパスワードを入力する。
「next」をクリック。
[f:id:smallplace:20111123234938j:image]

6.ポートを記入する。デフォルトで80となっているが、httpと同じポートでいいのか微妙なのでウェルノンポート外の値を入力。
「next」をクリック。
[f:id:smallplace:20111123235515j:image]

7.再度言語の選択を求められるので、とりあえず英語を選択。
インストール後に日本語に変更する方が安全。
「next」
[f:id:smallplace:20111123235516j:image]

8.メールを使用するのか?また、どのメールサーバを使用するのか?を問われる。
メール送信機能を使用したい場合は「Yes」をチェックする。
メールのプロバイダはデフォルトでGMailになっている。他にメールサーバがある場合は「custom」を選択。
「next」をクリック。
[f:id:smallplace:20111123235951j:image]
8−1.「GMail」を選択した場合は、GMailのアカウントの情報を入力する。
「next」をクリック。
[f:id:smallplace:20111124000401j:image]
8−2.「custom」を選択した場合は、使用するSMTPサーバの情報を入力する。
「next」をクリック。
[f:id:smallplace:20111124000117j:image]

9.「Learn more about…」のチェックをはずして「next」をクリック。
[f:id:smallplace:20111124000605j:image]

10.「next」をクリック。
[f:id:smallplace:20111124000706j:image]

11.インストールが開始される。
途中、Webへのアクセスを許可するか求められることがあるので注意。
[f:id:smallplace:20111124000840j:image]

12.チェックをつけたまま「finish」をクリック。
[f:id:smallplace:20111124004447j:image]

13.ブラウザが自動で立ち上がる。
[f:id:smallplace:20111127232107j:image]

14.「Access BitNami Redmine Stack」をクリックするとメニュー画面に切り替わる。
[f:id:smallplace:20111127232313j:image]

15.画面右上にある「ログイン」ボタンを押し、ログインする。
[f:id:smallplace:20111127232430j:image]

16.画面右上にログインしたユーザー名が表示されていれば、ログイン成功。(下の画像では塗りつぶしている。)
随所が英語表記になっているので、日本語化するため「My Account」ボタンをクリックする。
[f:id:smallplace:20111127232806j:image]

17.「Language」のプルダウン(おそらく、デフォルトはEnglishになっているはず。)から「Japanese(日本語)」を選択し、「Save」ボタンをクリックする。
画面上の英語表記が日本語表記に変更になる。